こんな場所に神社? 福岡・中洲川端の「國廣稲荷神社」を訪ねた
福岡・中洲川端のビル街にある「國廣稲荷神社」を訪ねてみました。
都市部の神社といえば、ビルの屋上や建物の一角など、独特な場所に鎮座していることがあります。
そしてこちらの神社は、なんとビルとビルの隙間にひっそりと存在しています。
國廣稲荷神社の鳥居
中洲川端駅からビル街を歩いていると、ビルの隙間に突如として鳥居が現れます。
こちらが國廣稲荷神社の鳥居です。

神額には文字がありませんでした。
昔は文字が入っていたようにも見えるので、塗り替えの際に消えたのでしょうか。真相はわかりません。

國廣稲荷神社の参道
鳥居を抜け、参道を進みます。
周囲をビルに囲まれているため、かなり狭く感じます。
今回は昼間に訪れましたが、灯篭も設置されているので、夜はまた違った雰囲気になるのかもしれません。

左手には、御祭神「倉稲魂命(うかのみたまのみこと) 稲荷大神」の石碑が建てられていました。

また、地元企業や有志によるのぼり旗も数多く並んでいます。
小さな神社ながら、地域の人々に大切にされていることが伝わってきました。

参道には慰霊碑もありました。
なぜここに建立されているのかは不明のため、今後調べてみたいところです。

そして見上げると、高層ビルがそびえ立っています。
写真で見る以上に高層ビルの圧迫感があり、「都会の中の神社」という印象を強く感じました。

國廣稲荷神社の石段
長い参道を進むと、本殿が少しずつ見えてきます。
この辺りは、左側に竹が配置されており、都会の中とは思えない落ち着いた雰囲気です。

本殿は稲荷神社らしい鮮やかな赤色。

手すりまで赤で統一されており、細かな部分までしっかり整えられていました。
また、すぐ近くにあるエアコンの室外機と比べると、神社自体のコンパクトさがよくわかります。

國廣稲荷神社の手水舎
手水舎は、なんと「PUSH」式の水道。
お手洗いなどで見かけるタイプで、こうした形式の手水舎は初めて見ました。
節水面や管理面を考えると、都市部では合理的なのかもしれませんね。

國廣稲荷神社の本殿
本殿はとてもシンプルな造りでした。
こじんまりとした本殿の左右には、狐の像が鎮座しています。

実は横に由来書らしきものが設置されていたのですが、文字がかなり薄れており、読み取ることができませんでした。
解読は断念です。

まとめ
福岡・中洲川端の繁華街を歩いていると、まさかこんな場所に神社があるとは思いませんでした。
ビルとビルの隙間に伸びる参道、高層ビルに囲まれた境内、そして小さな本殿。
限られた空間の中にありながらも、地域の人々に大切に守られていることが伝わってくる神社でした。
観光地として大きく知られている神社ではありませんが、街歩きの途中で立ち寄ると面白いスポットだと思います。
中洲を訪れた際は、ビル街の隙間にひっそり佇む「國廣稲荷神社」を探してみてはいかがでしょうか。
アクセス
福岡市営地下鉄「中洲川端」駅から徒歩2分ほどの場所にあります。