広島駅すぐの神社「稲生神社」を写真付きで紹介【歴史と見どころガイド】
広島駅のすぐ近くにある「稲生神社(いなりじんじゃ)」という神社をご紹介します。
ビルのすぐ横にたつ、都市部ならではの少し珍しい造りが特徴です。
今回は、広島駅周辺で立ち寄れる神社として、稲生神社の歴史や見どころを写真付きで紹介します。
この記事では、実際に現地を訪れた様子を写真付きでまとめています。
※都市部では、ときどきこのようにビルの間に紛れた神社を見かけますね。
広島駅近くにある稲生神社
広島駅から駅前通りを歩いていると、ビルのすぐ横にたつ稲生神社が目に入ります。
よく見ると、石段の下は駐車場になっており、都市部ならではの造りになっています。
しかし、稲生神社はもともと約400年の歴史をもつ由緒ある神社です。
現代的な建物と、長い歴史をもつ神社。その組み合わせが印象的です。

稲生神社の正面と祭神・稲生武太夫公
神社の正面に立つと、まず目に入るのは堂々とした社殿です。
正面から見る姿は、やはり神社らしい雰囲気があります。
一方で、左側にはビルが隣接しており、人目は多少気になります。
稲生神社の代表的な祭神は「稲生武太夫公(いのうぶだゆうこう)」です。
江戸時代に実在した人物で、妖怪退治の伝説が伝えられています。
その縁もあってか、奉納のぼりには妖怪漫画で有名な漫画家・水木しげるの名も見られます。

石段を上がった先(手水舎と境内)
石段を少し上がると、売店と手水舎があります。
ビルと一体化した境内ですが、手水舎はしっかりと設けられています。
本殿へ向かう前に、まずは手水舎で手を清めます。

こちらが手水舎です。
清めている様子の写真は撮っていませんが、参拝前にきちんと手を清めました。

本殿への石段
本殿へ向かいます。
ここまで「石段」と書いてきましたが、よく見ると石ではなくコンクリートです。

稲生神社の本殿
本殿の前に到着しました。
街中にある神社とは思えないほど、立派な造りです。
もし会社のすぐそばにこのような神社があれば、時々立ち寄りたくなるかもしれません。

扉は閉ざされており、中の様子を見ることはできませんでした。

稲生神社の狛犬たち(きつね?)
境内にある狛犬も撮影しました。
まずは右側の阿形(あぎょう)です。
口に玉をくわえています。

台座には由来が刻まれており、1733年に神社付近で大火災が発生した際、奇跡的に被害を免れたことが記されています。
これが、稲生神社が火災除けの神様として信仰される由来のひとつです。

続いて左側の吽形(うんぎょう)です。
口を閉じた姿が特徴です。

台座には、1945年(昭和20年)8月6日の原爆による被害について記されています。
神社は潰滅的な被害を受けましたが、このお守り狐(狛犬)は被ばくに耐え残ったと伝えられています。
実際に、当時から残るのはこの狛犬のみで、他の建物の部分は戦後に再建されたものとのことです。

まとめ|広島駅すぐの稲生神社を訪れて
広島駅のすぐ近くにありながら、約400年の歴史をもつ稲生神社。
ビルのすぐ横にたつ独特の姿や、火災や原爆を乗り越えてきた狛犬など、街中にありながら深い歴史を感じられる神社でした。
広島駅周辺を訪れた際は、少し足を延ばして参拝してみてはいかがでしょうか。
以上。